加工食品の多い現代の食生活には欠かせない亜鉛
亜鉛には、味覚や免疫機能を正常に保つ働き、体内に存在する200以上の代謝酵素の働きをサポートすることで、代謝機能を正常に保つ為にも必要です。
また、成長期に亜鉛不足が続く事で、第二次性徴が遅れる恐れがあるという事からも、性機能にとっても必要なミネラルでもあります。
近年の食生活では、加工食品を多く口にする機会がある事で、亜鉛の吸収が阻害されやすくなっています。それから、アルコールの分解にも亜鉛が必要という事からも、お酒を飲む機会が多いと慢性的な亜鉛不足にもなりかねません。
亜鉛は、普段の食事からも摂取する事ができますが、こういった日ごろ何気ない食生活によっても、亜鉛が不足してしまうのです。
視機能の維持に関しては直接的な関わりが無いように思いますが、飛蚊症が老化現象の一つとして起こるという事からも、代謝機能の低下との関わりが考えられまし、様々な眼病の改善に、ビタミンCや亜鉛の摂取を推奨する眼科医もおります。
この他にも、亜鉛不足は皮膚疾患や髪の毛が細くなったり、爪が薄くなるなどとも関係があるので、これらの自覚症状があれば、亜鉛を補う事で、症状の悪化を防ぐ事が期待出来ます。
あくまでも予防の為の一つの手段ですが、亜鉛を補う事で糖尿病や関節炎の緩和にも有効なので、生活習慣病の予防においても必要なミネラルである事には間違いありません。
亜鉛は、成人であれば、1日あたり10mg程度必要だと言われていますが、主だった過剰症はありませんので、多めに摂取しても問題ありません。ただし、銅の吸収を阻害してしまう恐れがある点だけ注意が必要です。
銅が不足すると血液のヘモグロビンが作られなくなるので、組織の中でも栄養を豊富に必要とする目に影響を与える可能性もあります。また、不足により色素成分のメラノサイトの生産量が落ち、結果として、毛髪に影響する事も懸念されます。
亜鉛の摂取は、食材であれば牡蠣やホタテに多く含まれていますが、日ごろから安定的に摂取するのであれば、サプリメントも良いと思います。その場合は、食生活の中でどの位の加工食品を食べているか、または、アルコールをどの位摂取しているかを考えて必要量の調整を行う事が大切です。
